ソーシャル時代の文章制作には「エンパシーライティング」がいいんじゃないか

講師の足利です。今回は、ソーシャルメディア向けの文章作成のヒントになる本を紹介します。


ネガティブ感情もケアする共感を呼ぶ文章術



ソーシャルメディアで発信するコンテンツについて、画像や動画はアプリ頼みで面白いものが作れたりしますが、文章はそうはいきません。


たまたま図書館に予約していた「6分間文章術」という本をペラペラ見て、これはまさにソーシャル時代の情報発信のための文章術だとピンと来ました。たまたま打合せで出かけていたので、永山の本屋で同じ本を購入しました。






この本では、著者の開発した「エンパシーライティング」という文章作成法が紹介されています。エンパシーチャートというチャートを描くだけで、共感(エンパシー)を呼び、あなたが望む行動を読者に起こしてもらえる文章が書けるというのです。
文章を書く前に6分間くらいでこのエンパシーチャートを作るということから、「6分間文章術」なんですね。


共感を得るために、読者のポジティブ/ネガティブ両面の感情に思いを寄せているところが、エンパシーライティングのポイントだと感じました。ぐいぐい前のめりで売り込むだけでなく、それを読んでネガティブな感情を持つであろう人の心理をケアすることが大事とのこと。あおってガンガン売り込むような文章がわたしは苦手なので、この手法はとても魅力的に感じました。


ネガティブに感じる人の心情をフォローできていない文章は、ソーシャルメディアの時代には「炎上」につながることもあるということです。過剰に炎上を恐れる必要なないと思いますが、気をつけたいところですね。


やってみましたエンパシーライティング



「ソーシャル&モバイル時代の情報発信術講座」の申し込みに誘導する文章というテーマで、エンパシーライティングにトライしてみました。




上の画像は、わたしがこの本片手に書いてみたエンパシーチャートです。エンパシーチャートには付箋が必須で、「埋める→貼る→つなぐ」の3ステップで完成させます。


そして、以下がこのエンパシーチャートを元に書いてみた文章です。




わたしたちは、調布で50回以上「IT勉強会」を行ってきました。

ITスキルがバラバラな人たちが集まっても、みんなが同じ方向を向いて楽しく学べる空間ができた瞬間を、何度も目の当たりにしてきました。


この「情報発信術講座」はいつもの勉強会より参加人数も多く「講座」という形をとっていますが、サロンのようなアットホームな雰囲気で行えればと考えています。


「パソコンもスマホも使いこなせていないから」

「ソーシャルメディアで情報発信って本当にやる価値があるの?」


そんな一歩を踏み出せていない人の、背中を押すきっかけにもなる講座を目指します。


「情報発信するネタがない」「ネタはあるけど作れない」といった悩みや疑問を解決できるように、事例やノウハウを惜しみなく提供したいと考えています。参加していただけるみなさんのノウハウも、ぜひご披露ください。


パソコンを使えるというのが、マイクロソフトオフィスを使えることだった時代は終わり、ソーシャルメディアやクラウドサービスを使えることが重要となっています。


そして、スマートフォンやタブレットが普及して、情報収集/情報発信の場はモバイルに置き換わってきました。

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そんな時代の変わり目だからこそ、これから始めても遅くはありません。


まずは、情報発信の事例やノウハウに、刺激を受けてモチベーションを上げてください。

自分のビジネスを成長させるために情報発信したい仲間たちと、楽しく真剣に一緒に学びましょう。


各回ギリギリまで受講の受付を行っています。申し込みは以下のフォームからお願いします。






まだこの文章作成法が自分の中でしっくり来ていない部分もありますが、ゴールを明確にすること、感情の流れを考えることを意識することで、確かに文章が変わってくると思いました。


講座の中では、細かい文章術までは解説できないと思いますが、この本とエンパシーライティングの考え方は紹介したいと考えています。


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