Facebookをビジネスに使うための参考になる書籍
講師の足利です。
さて、いよいよ本日18時半、講座の2日目「Facebookによる情報発信」が開催されます。
- 情報発信するネタがない
- ネタはあるけど作れない(画像・動画など)
- ワンランク上のコンテンツを作りたい
- 「いいね!」のもらえるコンテンツを作りたい
といった疑問に応える講座にしたいと考えています。
そこで今回は、講座の参考書として、わたしのオススメの書籍をいくつか紹介します。
講座に参加される方もそうでない方も、ぜひチェックしてみてください。
講座に参加される方もそうでない方も、ぜひチェックしてみてください。
「Facebookページ」の活用を前提としたビジネスFacebook本
小さな会社のための成功するFacebookマーケティング(高橋 浩子、田井中 友香)
「『Facebookページ』って何?」という初心者の人におすすめな本です。専門用語を使わず平易な文章で書かれているので、誰が読んでもすんなり理解できると思います。
著者のひとり高橋浩子は、「日本一“お気楽”なテクニカルライター」を名乗り「クスッと笑えてタメになる」をモットーに執筆活動をしているお方で、この本も彼女の文章の持つ雰囲気が活かされています。彼女自身それほどFacebookに詳しくないようで、そこが初心者目線のこの本の親しみやすさにつながっています。
一方で、話を簡単にするために抜け落ちている部分があります。たとえば、Facebookページの投稿は「いいね!」している人全員のニュースフィードに必ず表示されるわけではないという「エッジランク」がらみの話が全くないのが気になりました。
Facebookを集客に使う本(熊坂 仁美)
「Facebookをビジネスに使う本」でおなじみの熊坂仁美による、Facebook本第二弾です。「Facebookをビジネスに使う本」はまだFacebookページ(当時はファンページ)がほとんど知られてなかった時代に書かれたバイブル的な本なのですが、2010年11月発行なので内容が古くなってしまいました。
この本も2011年6月発行とけっこう古いのですが、コンテンツのアイデアの出し方・見せ方に関する部分など、今でも十分通用するノウハウが載っています。
Facebookで効果的に投稿するための文章術・活用術
SNSの超プロが教える ソーシャルメディア文章術(樺沢紫苑)
ソーシャルメディア向けに書かれた文章術の本は今ではいろいろありますが、その先駆けであり内容の充実度も高い本だと思います。
文章の書き方だけではなく、Facebookで効果的に情報発信するためのテクニックも満載です。いや、むしろそっちのほうがメインで、巻末に著者も書いていますが、「ライティング術」というより「コミュニケーション術」の本となっています。
個人アカウントでの情報発信の考え方がメインですが、ほとんどのテクニックはFacebookページでの投稿にも応用可能でしょう。
Facebookバカ 友達を365日たのしませる男の活用術(美崎 栄一郎)
ビジネスとは関係ない本のようにも見えますが、そんなことはありません。一人の会社員としてのFacebook活用術であり、根底にはビジネスに活かすためという目的が感じられるまじめな本です。
上で紹介した「ソーシャルメディア文章術」の方はちょっとテクニックに走っているように感じてしまう部分がある一方、こちらはもっと血の通った利用術が載っているように感じます。バランスをとるために両方読むのがおすすめですね。
その他Facebookでの情報発信のヒントとなりそうな本
デザインセンスを身につける (ウジ トモコ)
Facebookで情報発信していく上で、やはりビジュアルは欠かせません。冒頭からFacebookやTwitterのアイコンのデザインセンスの話から始まる本書は、ソーシャルメディア時代にデザインでブランディングするための入門書として最適だと思います。
6分間文章術――想いを伝える教科書(中野 巧)
著者の開発した「エンパシーライティング」という文章作成法が紹介された本なのですが、この手法がソーシャルメディア時代の文章作成に効果的だと感じました。
共感を得るために、読者のポジティブ/ネガティブ両面の感情に思いを寄せるところが、エンパシーライティングのポイントです。ネガティブに感じる人の心情をフォローすることが、「炎上」の予防にもつながるとのこと。
共感(エンパシー)を呼び、あなたが望む行動を読者に起こしてもらえる文章が書けるようになるという文章作成法を、試してみてはいかがでしょう。
こちらの記事もご参考に。
グロースハッカー(ライアン・ホリデイ)
従来型の広告やイベントなどに頼らずに、最小限の投資で試行錯誤をくりかえして成果を上げていくPR術「グロースハック」についての本です。
たとえば、Hotmailを利用したユーザーのメールに「Get your free email at hotmail」の一行を追加しただけで新規登録者が加速度的に増加したという話が、「グロースハック」の事例として有名です。そういった事例や考え方が解説してあります。
ソーシャルメディアでの情報発信にも、「グロースハック」の考え方を取り入れると面白いんじゃないかと思って、この本も紹介しました。
ぜひ講座にもご参加を
Facebook関連の本はいろいろありますが、今回は厳選して紹介するとともに、「Facebook本」ではないものも取り上げました。
これらの本のエッセンスも取り入れつつ行う「ソーシャル&モバイル時代の情報発信術講座」も、ぜひよろしくお願いします。
2月11日(火)、2月25日(火)、3月4日(火)、3月11日(火)のあと4回です。各回ギリギリまで受付中です。
0コメント